Marie Hall-Viottiモデルは、ほぼ完成しました!

久我ヴァイオリン工房

cremonakuga violino

アントニオ・ストラディヴァリ モデル
Antonio Stradivari 1709
Marie Hall-Viotti 1709モデル

d0040395_154544.jpg

ほぼ完成しました。

音色、パワーとも納得作品に仕上がりました。
G線のひっかりと、出力の大きさ、楽器全体が振動します。E線は、高音まで、はっきりした音色が出ます。
多分、かなり音は遠くへ飛ぶのではないかと期待します。
圧力は要らないので、やはりボーイングが生かせる楽器に仕上がったようです。


まだ、細かな箇所を整えると同時に、魂柱の状態、音の状態など
弦の圧力に慣れていく過程での音の変化を見ています。

仮ペッグを使用しています。

音の調整は、表板が圧力に慣れてから、再度行います。
音色を良くする箇所=特に高音箇所と低音箇所が想定どうり機能しているか?どうかみています。
現時点では、低音の迫力を、もう少し出すようにした方が良いと思っています。
そうすることで、高音も音質と幅、奥行きが出ました。

既に、迫力が出るように、何回か試してみましたが、いったんペンディングし、表板に再度薄いカバーニスをかけ、乾かしました。これから、この楽器の持つ性能を限界まで出したいと思います。

あとで、駒や魂柱で、調整がリセットし、壊れないように、調整ではなく、必要であれば、製作の一部として、根本的な楽器そのものとしての改善をします。

部品としての箱、ネック、とその渦巻、指板、・・・そして、いろいろな製作上のノウハウ、などを上手く機能させる作業に入ります。

製作中に、いろいろな難しいことを楽器内部や、バランスに取り入れましたが、材質の差異による機能の変化を、予定に近くしていきます。この作業は、耳で聞き分けることしかできませんので、とても難しい仕事です。

LED電球・暖色に窓からの自然光夕方
d0040395_15525100.jpg

d0040395_1521129.jpg

d0040395_1516481.jpg
d0040395_157672.jpg



駒は、オーベルト・デラックス足幅40.5mmを使用しています、40.5mm~41.5mmが使えるようにしています。41.5mmを試すも、問題ないことを確認した。
現代高さが、34mmです。E線で、指板先端で隙間4mm、G線で5.5mm、このまま、少し慣れるまで駒は削らないで置きます。プロジェクション(指板からの延長線の駒の高さの位置)は28mm。
d0040395_1572031.jpg



駒足は、まだ仕上げてありません=表板が慣れて微妙な変形が収まってから、接地面ほか微調整します。
d0040395_157368.jpg
d0040395_1574990.jpg


白熱電球・・・・光が当たると赤色と、板の底から浮き出す輝きを増します。
d0040395_15411883.jpg

d0040395_1542143.jpg
d0040395_15414217.jpg
d0040395_15423076.jpg
d0040395_15421654.jpg
d0040395_1543546.jpg
d0040395_15425173.jpg
d0040395_1543763.jpg
d0040395_15431978.jpg


ベランダ自然光・曇天夕方・・・それでも実際より赤く写ります。カメラの設定が、ポジフィルムの発色に設定してあるからか?どうか?目で見たように写ると良いのですが!景色なら良いのですが、商品写真は、赤は、赤、青は青、黒は黒、白は白、ベージュや、グレーや、褐色や、肌色などが再現しにくい!
d0040395_15453841.jpg


1年後に、ニスの色彩が、より褐色化し、落ち着きを増し、重厚感が増すのが楽しみです。
作業中で、いろいろぶつけては、レタッチする中で、下地が見えるのですが、その下地のニスが染みた地肌の褐色が見え、それが自然で、あまり違和感がないので、ニスが取れていく過程で、楽器がどう外見が変化するかにも興味があります。
綺麗に古びていき、貫録、オーラのようなものが出てほしい・・・・・
すべて手作りの天然素材の使用の樹脂、色、クレモンナ名器・ストラディヴァリウスと同種の樹脂。色素とオイルです。
つまり、本物の厚さを計測し、タップし、同じ寸法、厚さ配分、同じと思われるニスを塗って製作したヴァイオリンということです。

本物の音質に近づいたかは、別にして、厚さなどの構想からニス開発、製作まで、2年近くを費やしたことになります。
簡単に、次から次に製作できると良いのですけれども・・・と製作の奥の深さをつくづく感じます。

これで、最近実際に調べたデル・ジェズOle Bull1744 &ストラディヴァリ Viotti 1709の2挺を形にしたことで、いろいろなことが分かり、理解できました、そしてレパートリーが、広がり、とても勉強になりました。



久我ヴァイオリン工房   久我ヴァイオリン工房   久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino
by cremonakuga | 2012-12-23 16:09 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://cremonak.exblog.jp/tb/17490643
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< 久我ヴァイオリン工房の製作日記は?? パネットーネ! >>