ヴァイオリン・・完全な箱状態が出来ました。

久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino

  Antonio Stradivari ' Marie Hall-Viotti' 1709 
ヴァイオリン工房、製作日記・・・途中経過の記録・・・

F字孔アウトラインが、少し歪んでいますね!要修正・・・・・・
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ヴィオッティの木釘

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cremonakuga violino viottiの木釘です
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現在製作中のヴァイオリンは、確か9月ころから製作していますが、ずいぶんかかっていますが、
やっと完全な音響箱が出来ました。

音響箱というくらいで、単独でも良く響きます。
いつになく良く響きますが、この厚さ配分は、初めてです。

実際のヴィオッティを計測した数値を、それを一度 頭の中で、なぜそうなのか?をかみ砕き、理解し、ほかのストラドの厚さの分布に重ねあわせ、一番可能な厚さのイメージグラデュエーションMapを作り

その図面で製作していますから、まさしく完全オリジナルになります。実際の厚さより表板、裏板、それぞれ厚さを増しています。
表板をタップすると裏が一緒に響くため、カンカンではなく、タンタンと響きます。裏はもう少し高い音ですが、
やはり表板も一緒に響くため、カンカンとは聞こえず、タンタンと聞こえます。

良く響きそうですが、今回は、E線は、芯が太く、しっかり鳴るように設計しています。  ハイポジションまで出しやすくしています。いままでのは、大方E線は繊細な響きに設計しています。 G線は、今までの延長線上で、大きく鳴るように設計していますが、実際に音を出してみないと、意図通りか分かりません。

F字孔のライン幅を修正した結果元よりFが大きくなったが、実際のサイズに近くなった。その結果内部の響きが良くなりました・・・・・少し狭かったようです。
F字孔ヘ、あ~とか、U~とか、ドレミファソラシド~とハミングして、内部の響きを確認しますが、いつもより内部は響かないと感じましたが、F字孔修正で、いつものように内部も響くようになりました。

多分良いと思うのですが、楽しみです。

サイズは
裏で計測(   )内は、ヴィオッティのです。
358mm(358mm)
167mm(168.5mm)

110mm(109mm)
207mm(208mm)

Gパターンで大きなヴァイオリンです。
アンネ・ゾフィー・ムターさんのA.Stradivariusは 1710年Lord Dunravenで年代の近く、大きいと言っていたので、製作の1709 Viottiに考え方は近いかもしれません。


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by cremonakuga | 2012-11-13 00:57 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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