久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino
数日前、都内の大手楽器店で、ストラディヴァリを見る機会の恵まれた。イダ・ヘンデルさんが使っていたストラドで、長く使っていたのとは違うようで、どうも短期間??使ったらしい・・と聞いたような記憶???
172?年代(年数忘れる!)ので、裏板の楓は、細かく、ミラノーロに似ていた。 綺麗な表面になっていて、
新作のアンティーク仕様の楽器と並べたら、どれがどれだか、分からなくなりそうだ!
同席した、ヴァイオリニスト先生が、いろいろベルゴンツィーなどと弾き比べたが、どちらも素晴らしかった、商談室?、試奏室?狭い部屋だったので、どれくらいの音量かは、分からなかった。
イダ・ヘンデルさんは、もう演奏、弾かれていないようで,とても残念!
注目したのは、駒・・パリ確か,Parisとなっていた、なぜ注目したかと言いますと、この厚さの楽器に、どういう駒を一番良いと思って作ったか?結果は音から判断できる。
なぜか、とても懐かしく思えた、ヴァイオリンを作る始めた時に、高価な駒を、何枚、何十枚作り変えたことを・・・・良い音の効果を出すために、
その時、薄めの駒を作った その時、、それが良い音色に聞こえたからです。
ほとんど、同じ作り方の駒だった。
遠くまで音が、届くかは、分からないが、???
ある、演奏家が使っているストラディヴァリは、サントリーホールでも鳴り響いていたが、映像で見た時、駒の厚さや、駒の高さ、駒のE,Gサイドの比率など・・・かなりしっかりしていた。かなり強い楽器なのだろうと想像する。ギトリスさんのは、華奢な駒が付いていとと思い。シャープでデリケートな音色が再現し易そうだ。
そこで思ったことがあります。普通の駒と、 薄めの音がダイレクトに来るこういう駒、2つ作るのは良い方法かも???予備として、また、違う音が出せるために。お好みで・・・・
私は、そう思ったが、そういう考えは、間違っているのだろうか?????
久我ヴァイオリン工房 久我ヴァイオリン工房 久我ヴァイオリン工房
cremonakuga violino cremonakuga violino cremonakuga violino