表・裏板を、離れて見る。

久我ヴァイオリン工房
Cremonakuga violino
 Caffe o Te

表板・裏板を、客観的に比較してみる。

離れた距離から見て、バランスを比較してみる。
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サイズは殆ど同じであるが、少し長さに比べると、ワイドですが、
長さに比べると幅の方が、少しだけ短い。
少し大きく見えますが、白木で膨張色なので、そう見えます。
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0.5mmくらい幅が広い。
長さは。、大方、352mm。

F孔を切る時気が付いたが、特に上の小さな目の脇が、極めて狭く見える。
実物を見た時、そこまで見なかったが、本の写真を良く見ると、
F孔は、中の暗い部分に、F孔に黒く墨が入っていて、その墨が、特に狭く見せている。
表面と、中の部分の幅は、部分的に違い、表面より、幅が広いことが分かる。

今回は、f孔は、表面の見える部分より中を広くした。
表面のまま、真直ぐに切ると、とても貧弱に見える、また弱くなる。
ヴァイオリン製作者は、多分、皆断面をスパっと、切りたくなるが、そこは、こらえて、、
実際の幅と見える幅を違えて、実物に近くした。

コーナー先端は、実物は、細くなっているが、まだ、幅は広くしてある。
ここは、箱になってから、バランスを見ながら細くしようと思います。

実際のOle Bull は、F孔は、下の目の脇のウイングの片方の先端が、下がっています。
左右まったく違います。
F孔のアウトラインの高低の流れとの関係からは、おかしくない…が、
やはり、左右大きく違う。
そそこは、少しだけ同じようにしてみた。

もしどなたか、、このヴァイオリンを見ることが合った場合、
F孔が、おかしい、下手だ!…とは言わないで欲しい。
コピーなので、実物に、近くしてあるのですから!



右のF孔の下 外側のラインが狭く、修整をする。
左のF孔の、同じく下、ウイングの幅見かけ上の寸法が、広いので、修整する。
両方のF孔 上の目の回りを修整する。

一応、ある程度修整したのが、これです。

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今朝も大きな地震があった!
by cremonakuga | 2011-03-23 10:56 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 高橋 明 at 2011-03-24 05:42 x
くがっちさま、おひさしぶりです。
日本は大変なことになっているようで、こちらからは何もできずに歯がゆい思いをしております。
ガルネリのOle Bull、いい感じに再現していますね。それも、実際の実物を間近で見た経験がある久我さんだからこそできる再現だと思います。頻繁にある余震にもめげず、がんばってくださいね。
Commented by cremonakuga at 2011-03-24 13:00
明さん、お久しぶりです。
今朝も、茨城県で大きな地震がありました。
近かったので、かなり揺れました。
本当に東北は、ひどい状態で、こころが痛みます。
原発問題で、綺麗な日本が、どうなるのか本当に心配です。
東京でも、赤ちゃんのミルクを作れないレベルの水道水が出て、ミネラルパニックになりそうです。
便利な電気の代償の大きさが、大き過ぎます。
ちょっとくらい不便でも、自然な綺麗な、生活が素晴らしいと実感しています。
実は、今は、ヴァイオリンを作る気が、しないのですが
心で、負けないように
心を、ふるい立たせて、製作しています。
明さんも、製作頑張って下さい。
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