ヴァイオリン表の裏側と、F孔

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久我ヴァイオリン工房

Caffe o Te

バロック・ヴァイオリン製作日記

裏板に次いで、表板の裏側を削る…・
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裏削りミニ・ロボット…・・勝手に削ってくれます!?…あったら楽です。

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また、F孔の位置を決める…・裏から、位置をデザインします。
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F孔の目玉を開け、その間を繋ぎます。

裏板は、モードで表現すると、
M-5は、F♯
M-2は、E
重さは、105g
強さのバランスは良く、軽い素材であることが伺えます。
このデータは、箱に接着するまでの、アバウトの基準です。
M-5と、M-2をずらし、ストラドに近い状態にしておきます。
最終は、どちらも、もう少し落ちます。

まだ、余分な部分が大分有るので,表が決まったら、微調整します。
箱の状態でも、もう一度合わせます。
表板も、軽く、強い素材ですから、多分音程を落とすのに苦労するはず。
……結果として、軽いヴァイオリンに 仕上がります。

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by cremonakuga | 2009-08-26 16:33 | ☆ヴァイオリン製作日記 | Trackback | Comments(0)
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